Column 新宿コラム

新しい感性のまちづくり「メノウエ プロジェクト」始動!

WRITER: 中村 早希

新宿西口を一緒に盛り上げてくれる仲間を大募集中!

 

 

 

都庁をはじめとする高層ビル群のあいまを、スーツに身を包んだサラリーマンが足早に通り過ぎていく風景。そんなビジネス一色のイメージが強い西新宿にも、かつては違う顔がありました。

 

 

それはいまから50年ほど前のこと。

ちょうど「新宿の目」という巨大な目が光る象徴的なアート作品がスバルビルの地下1階に設置された1969年。

当時の新宿は「若者文化の聖地」と呼ばれ、学生・小説家・役者・ダンサー・ミュージシャンなど様々な人々が集まってくる街でした。

「新宿に来れば、ここにしかないなにかがある」

若者たちに熱狂的な支持を受けた日本で最初のタウン誌『新宿プレイマップ』が創刊されたのも1969年の新宿です。

あそびと文化の芽が次々と出てくる場が新宿のあちこちにありました。

 

 

ところが、新宿事件と呼ばれるいくつかの象徴的な出来事によって、その自由な雰囲気は徐々に変わっていきます。

なかでも、1969年5月の新宿西口広場で毎週末行われていたフォークライブが機動隊の出動により解散を命じられた事件があり、それによって「西口広場」は「西口通路」に改称し、広場としての機能は薄くなっていきました。

 

 

時は流れて2010年代からは、新しい動きが生まれています。

新宿中央公園には芝生広場が整備され、水着で日光浴をする若い女性がいたり、高層ビルの再開発で屋内広場ができたり、西口駅前の巨大ターミナルを広場に再整備する計画も進み、人を中心とした居心地の良い街に変わろうとしています。

 

 

しかし、2020年。

世界的なパンデミックにより、再び広場に人が集まることは難しくなりました。

1969年には無かったインターネットを通じて時間や場所に縛られずに人とつながる便利さを発見する人がいる一方で、同じ時間・空間の中で同じ感情を共有する楽しさを待ちわびた人もたくさんいました。

 

 

そんな中、SHINJUKU ODAKYU PARKで、新プロジェクトがスタートします!

その名も「メノウエプロジェクト」!

 

新宿にとっても、世界にとっても節目となりそうな来たる2021年に、新しいチャレンジを応援するための広場が出現します。

「メノウエ」は、1969年に設置された「新宿の目(作:宮下芳子)」の真上にこの広場が位置することにちなんでいるそうです。

このプロジェクトでは、2021年1月上旬〜9月の間に、SHINJUKU ODAKYU PARK(スバルビル跡地)から、新宿西口エリアを一緒に盛り上げてくれる仲間を募集しています。

 

 

積み上げてきた文化や歴史がありながら、新しいことへの感度も受け継がれている新宿。

新しい時代に向けて世界が再び動き始める2021年に、

新しいチャレンジをしてみたい!

実験的なことをやってみたい!

そのような想いをこの機会を活用し、この場所から発信してみてはいかがでしょうか。

 

 

Think!! Shinjukuでは、今後このプロジェクトで実施されるさまざまなことを取り上げ、盛り上げをサポートしていきます!

 

募集の詳細ページはこちら

 

 

 

参考文献:(社)日本都市計画学会 都市計画論文集 No. 40―3 2005年10月

41.新宿西口広場の成立と広場意識 -西口広場から西口通路への名称変更問題を通じて- 西成典久

https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalcpij/40.3/0/40.3_241/_pdf

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